2014年9月28日日曜日

朝日新聞 9月27日 Be数独 ★3 BBB

 連続テレビ小説「花子とアン」が昨日めでたく終了しました。

村岡花子は、出版社の提案した本の題名「赤毛のアン」には、反対のようでしたが、決定したのは娘の感性でした。

翻訳本で、翻訳者が自由に選択できるのは題名ぐらいのものです。小説家は題名にあまり拘りを持たないようで、「氷点」が「風」で、「吾輩は猫である」は「猫伝」から題名が変わってきたと天声人語は書いています。

ところが翻訳家でもあり、翻訳物に多くの影響を受けた作家の奇抜な題名の付けかたは、読者を誘いひきつける一種の謎かけのような巧みな工夫がなされています。

村上春樹の「海辺のカフカ」、「1Q84」、「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」などがその代表例ですね。

ナンバープレイスを数独と命名した鍛冶真紀氏の卓見は、「数独は独身に限る」というこじ付けの説明より、言葉の響きのもつ快い感触が世界の人びとのこころを、とらまえた所にあるのでしょう。

今回の問題は★3です。




この問題の目標時間の目安です。

           標準時間   11 分

           初心者    32 分
 
           熟練者     5 分

私もやってみましたが、18 分 かかりました。


最終結果です。



この問題の格付け結果です。

     総合格付け  ランク  BBB   105 ポイント

      難易度  57 ポイント
      見た目  48 ポイント  


































2014年9月21日日曜日

朝日新聞 9月20日 Be数独 ★4 A-

 先週の世界の大きな話題は何と言っても、スコットランドのイギリス連邦からの独立を図る国民投票でしょう。

結果は、反対多数で現状存続でおさまりましたが、内心一番胸を撫ぜおろしているのは、スコットランドの独立推進派の指導者たちではないでしょうか?

「本当になったらどうしたものか。わしゃ知らんよ。よかった、よかった。」「それにしても、そんなに本気になることはなかったのに。キャメロンも、女王までもね。」

ネット社会は恐ろしいと思い知った人も多い。最近の朝日新聞叩きも度が過ぎている。助さん・格さんもういいでしょう。Be数独はこのまま続けてほしいから。


今回のBe数独の問題です。レヴェルは ★★★★ です。



   本問題の目標時間の目安です。

         標準時間  14分13秒

         初心者    42分40秒

         上級者    7分6秒

私もやってみました。



この問題は、「ブロッケン」と「レッツミー」の二つの技だけ使って解け、PCソフトによるレベルは「Very Easy」 です。


「解き味」を表すこの時刻歴では、中盤で少し迷うところがあり、「予約」で切り抜けています。

「レッツミー」を6回(行1回、列5回) 使うところが★4の中でも特徴があり、その分問題の「難易度」が上がっています。

解答例です。




美しいクラスターの使用により、「創造点」が低いにも関わらず、「パターン得点」が高く、「見た目」の Looks はかなり高い点数となりました。

これにより、数独格付けは、A- となります。やや大きい青の丸印が本問題に相当します。











2014年9月14日日曜日

朝日新聞 9月13日 Be数独 ★3 BB+

先日、病院の待合所で数独をやっている女の人を見かけました。

そのナンプレばあさんは名前を呼ばれると「女性の大臣が5人」と独り言をつぶやき整形外科の部屋に消えました。

その謎の言葉と数独に集中していた姿との関連が理解できず、私をしばらくの間、悩ませました。

数独をすることが、脳をリフレッシュし、とんでもない閃き(ひらめき)を呼び起こしたのかもしれません。

朝日新聞9月13日Be数独出題の問題について、目標時間の設定と「見た目」を含めた格付けを発表します。



 この問題の標準時間は、   10分37秒

        上級者は、      5分18秒

        初心者は、     31分51秒    です。

私の結果です。




 「見た目」と「難易度」による総合格付け結果は、 BB+  でした。




解答と解き順の一例です。

「ブロッケン」だけで解けますが、解き順は389万通りあります。             















2014年9月6日土曜日

朝日新聞 9月6日 Be数独 ★5 BBB

朝日新聞9月6日Be数独掲載の★5(ちょっと難しい)の問題の解き方を解説します。

問題の解答および解き順は次のようになります。




この問題では、最初から「ブロッケン」で決まるのは、(6,8)=3 の一か所だけです。

第2手目(第1手でもよいですが)にはBlock 7 において「予約」を使います。



白いセルの1と8に注目すると、第3列において白抜きの赤い二つのセルが予約されます。

記号 Qb はブロック(b)における予約 Q を表しています。

このケースでは、同時に Qc 列3の予約とも考えられます。

Block 7 において、 (9,3) のセルが予約されてしまうので、6 の数字に着目すると、(9,1)のセルしか入れません。

白地に緑色のフォント で 6と表しています。

その後も第15手目のように、「ブロッケン」ではなく、「レッツミ」を使うところが出てきますが、16個のセルを埋めるところまでは何とかたどり着きます。

第17手目は、同じ「予約」を使いますが、決めての方が QcR 「レッツミ」なので、少々気付きにくいのではないでしょうか?



第8列において、3手目と7手目ですでにセルは埋まっているので、(8,6)のセルには、3が入ることになります。

(7,8)=3 は、第1手で決まっていますので、この手は第8手目以降でも使えることが分かります。

16手目まで行かずに行き詰った人は、この手を先に使えばまた別の展開になります。

17手目以降も、22、29、35手目には、「レッツミ」を使うところが出てくるので、最後まで気が抜けない良問です。