2014年7月26日土曜日

朝日新聞 7月26日 Be数独 ★5 BB-


 朝日新聞7月26日号Be数独★5ランクの問題の分かり易い解説をします。

今回は、代表的な解き方を2例を紹介します。

第一例は、コンピューターの標準設定に準じた順番で技を仕掛けます。


まず、コンピュータによる解析結果を上図に紹介しました。

二手目は、ブロック 7 において、26の 「予約」を使います。



Q (予約)には、考え方として、Qb, Qr, Qc  の3種類があります。上の図では、Block7の中で赤の二つのセルが「予約」されると考えられますが、一方、下の図では Row 8 において26が予約されると考えることができます。

第3手目はコンピューターでは、「マスミ」を見つけました。



 解法の第2例では、実際に鉛筆で解く時の技に限定しました。(鉛筆では、上図のようなマスミはおそらく使いません。私もそうでした。)



この例の場合、第3手は、同じブロックの (9,2)=9 を取ってしまいます。

あとは、取りこぼしなく進めば、すべて「ブロッケン」で取れます。


解法の第一例の場合の鉛筆との解き味比較です。色付きマークは、使用した技の種類を表し、上表の順番の横に示した技の色ずけに対応しています。



第2例の場合の比較です。






































2014年7月19日土曜日

朝日新聞 7月19日 Be数独 ★3 BB

朝日新聞7月19日Be 数独の問題です。


今回のレベルは★3の問題で、2013年以来39例出題された中では、同レベルのものが15例あります。「やさしい数独」の中間あたりです。



とはいうものの、実際に鉛筆で解いて見ると、ちょっと時間がかかりました。



問題の解答と解き順です。





最後に見た目は芳しくなく、B級作品の評価になりました。 残念!あのギター侍はいずこに・・・


















2014年7月12日土曜日

朝日新聞 7月12日 Be数独 ★4 BB+

台風8号はお騒がせしました。

朝日新聞7月12日別刷りBe数独問題は、次のようなものです。


★4の問題で「難易度」レベルは中程度です。



実際にコンピュターと鉛筆で解いて見ました。

★4の問題は、基本技「ブロッケン」だけでは解けません。コンピュータと鉛筆では全然違った解き方になりました。


鉛筆では、従来の問題に比べて楽に解けてしまいました。

この問題のポイントは、コンピュータでは、3手目と5手目で使う「レッツミー」(略号ではRとC)の技です。「ブロッケン」だけでは行きずまります。




第3手目は、第1手目から使えます。また、この技を決めると第5手が決まり、あとは「ブロッケン」で決まることになります。

鉛筆では、上位の技「いずれにしても理論」や「予約」を使ってしまっています。 

問題の解答と解き順です。






最後に「見た目」はよくなく、格付けは BB+ のB級作品でした。





























2014年7月11日金曜日

文藝春秋 8月号(2014) A-

文藝秋春8月号「難解・考えるパズル」数独(すうどく)を解説します。

問題と解答




鉛筆でも解きました。


解き順は次のようになります。















2014年7月5日土曜日

朝日新聞 7月5日 Be数独 ★3 BB+

W杯見てますか? 他の格闘技では見れない多彩な技の数々。「わしづかみ」「とび蹴り」「たくしあげ」、ネイマールは「背面跳び膝けり」の技にかかり戦線を離脱しました。

その点、今回の★3の数独の使う技は、単純そのものの「ブロッケン」こと Hidden Singe だけです。



「難易度」レベルは、これまでの出題枠38例の内最も仲間の多い14例の内の一つです。




せめて「見た目」でカバーと行きたいところですが、これもB級作品。



でも、実際に鉛筆で解いて見ると、ところどころ中盤で戸惑うことあり、「解き味」は結構イケているのでは・・・



でも、時間はそんなにかからないので、丁度手頃なのか。




この鉛筆による使用ソフトは、

http://kmatsu4.blogspot.jp/2014/07/fullnumbercheck-2.html

に若干の説明があります。

最後に、最終解と解き順を示しておきます。