文藝春秋8月号(2013)p397 考えるパズル 数独問題を解説します。
この問題に「見た目」のポイントは、美しいナンプレの標準点50point をクリアしています。一見して特徴のない問題のように見えますが、朝日新聞の「難易度」VS「見た目」のバブル・チャートでは、次のような位置にきます。
ちょっと見ただけではわかりにくいですが、「6」の数字が使われえないこと(lack digit)や「147」の数字が表出数(Givens)の48%を占めること(aroma)などが,「見た目」の評価に加算されています。
最終結果(final answer)はつぎのようになります。
答えの埋まっていく順番( Oder) は、次のようになります。
上の枠の数字は、順番 (Step)を表します。また、そのセルの色は使用する技( Used Strategy )を表しています。今回の場合は、全て白色なので、「ブロッケン」(Naked Single of Block )で決まります。
ただし、黄色のセルは懸賞枠に該当します。
だから初心者用の大変優しい問題であることがわかります。
どれくらいの「難易度」( Degree of Difficulty)であるかを、朝日新聞Be数独の出題例で比較してみると、次のようになります。
難易度(Technical point 56)は、朝日新聞の出題レベルの★3のちょうど真ん中あたりになります。
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