数独通信2013年春号Vol.24 p62 懸賞数独1を取り上げ、「次の一手」の図の使い方を説明します。
懸賞数独 1 Easy ☆☆☆ 作・大川悠
格付け BB Very Easy (Level 2)
Total point 89 , Technical point 58 , Visual point 31
Final Answer colored by order Fig. A
Determined Order with colored cell by Strategy Fig.B
Those who may be concerned : How to use above figures concerning NEXT STEP.
「次の一手」を導く、上に示した2枚の図、Fig.A & Fig.B の利用法を改めて説明いたします。
パズルを解いている途中で「行き詰った」とき、以下の順序で「次の一手」を探します。
① これまで自分で埋めた答えの個数を数えて下さい。
② Fig.Bより、その個数と同じ数字、つまり同じ順番を探し、その場所を確認し、Fig.Aでその同じ場所を見つけます。
③ もし、その場所が、すでに自分の答えで埋まっているときには、「次の一手」はその次の順番の場所(Fig.B)で対応する答え(Fig.A)です。
④ もし、その場所が空白セルであれば、「取りこぼし」があります。その順番より若い順番の答えに戻り、空白セルであればそれが「次の一手」です。複数個の取りこぼしがある場合もあります。
⑤ 自分の埋めた答えの個数と順位が一致しているのに(すでに取りつくしている)「次の一手」がどうしてそうなるのか皆目分からない時には、「次の一手」に色付けされた、使用する技を確認してください。「次の一手」の Number Place (答えとセルの位置)を参考にすることで、その技を理解することができるでしょう。
今回の例題で説明しましょう。33個の数字がすでに B「ブロッケン」白色のセルで決まり、34手目で「行き詰まった」としましょう。FigBより「次の一手」は、場所は (1,6) で技は R 「レッツミ」青色、また答えは Fig.Aより (1,6)=3 であることが分かります。技は1行目に注目すると、(1,1)、(1,4)、(1,9)には、3が入り得ないのが、この図からも分かります。
セルの色付けは黄色から赤色まで変化し、順位の見当をつけるのに使います。今回は途中経過をつけませんでしたが、理解しにくい技の場合には途中の盤面をつけるようにしています。
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