2015年8月29日土曜日

朝日新聞 8月29日 Be数独 ★3  A-


朝日新聞8月29日Be 数独の問題を分析しました。

問題の解答および解き順です。



この問題は、★3レベルで Consistent Level  は 7.6 の問題です。

世界標準ナンプレ300 の段位では、「4級」ということになります。

この問題の目標時間は、 14分です。

今後解答表の右上の欄に表示することにします。

私もやってみました。 10分(596s)で解けました。

表出数の数字分布の差があるので頻出数の多い順から解くと驚くほど早く解けます。




この問題をベースにして、私のレベルを推定してみました。


太い赤い線がそれに相当し、私の Consistent Level は 8.9ということになります。

段位に直すと「3級の上」です。

最後に、格付け表です。 格付けは A- となりました。





2015年8月25日火曜日

朝日新聞 8月22日 Be数独 「総括」編


今回の6問の格付けをプロットしました。第6問だけが飛びぬけています。



ここ2年間のBe数独の私の「鉛筆時間」をプロットしました。大きいバブルが今週の問題に対応します。








私の鉛筆時間と目標時間と比較してみました。




2015年8月24日月曜日

朝日新聞 8月22日 Be数独 「次の一手」編


今週は、6題の出題でした。

解答表を6題続けて掲載します。

この解答表の内、「次の一手」を調べるには、右上の盤面(Fig.A)のFinal Answer と解き順を示した(Fig.B) を使います。

「次の一手」の使い方を説明します。

① 「行き詰った」場合

 すでに埋まっているあなたの答えの数をかぞえ、「次の一手」に相当するセルの位置をFig.Bより、また解をFig.Aより求めます。

使用する技は、Fig.B のセルの色を参考にします。

もし、「次の一手」が納得いかない場合には、第一手から順に、Fig,B,FigAの答えとあなたの答えを比較してみてください。あなたの答えの順番が違う時は、その時点での解答表の答えが「次の一手」になります。 「見落とし」や「やり方の違い」によって順番が変わったときに起こりますが、間違いではありません。

② 「破綻」した場合

どこかに誤った答えを入れてしまった場合に起こります。

Fig.A とあなたの求めた答えを比較して、一致しない所をチェックします。(鉛筆で消してもOKです)

あとは①の場合と同じです。



第1問(ya-8-22-1)  目標時間  8分14秒


第2問(ya-8-22-2)    目標時間  14分


第3問(ya-8-22-3)  目標時間  16分34秒

第4問 (ya-8-22-4)    目標時間  16分34秒



第5問 ( ya-8-22-5)      目標時間 32分




第6問(ya-8-22-6)    目標時間60分

この問題は第1手目、第2手目が難しいので、参考図を付記しました。


































2015年8月8日土曜日

朝日新聞 8月8日 Be数独 ★4 BBB-


今週の問題(★4)の 数独マット です。


 このマットの中から、連続するどの 3×3 ブロックを切り取っても、今週の問題と同じ難易度の数独が作成できます。

ただし、数字変換を行い、少しだけ美しい数独になっています。(Visual Point が 5point アップ)

次は、数独アバター です。対称・回転による7種類のアバターです。






次はブロック交換によるアバターですが、点対称ではなくなります。





これらの問題のあなたの鉛筆時間は、ほぼ同じと考えられますので、2,3 問題解いて見て比較してみてください。

さて、今週の問題と次の一手です。



 ★4 の問題ですので、「ブロッケン」だけでは解けません。11手目あたりから「レッツミー」を3回使います。

今週の問題の Target Time は、 18 分(1078sec) で 「3級」の段位に相当するものです。

私の鉛筆時間は、 16分(949sec) でした。 段位は「2級に近い3級」といったところでしょうか。




これまでの出題から、次のグラフをまとめました。


理論的に「目標時間」を決める方法についての話は、この図から始まります。

この図からは、「★の数が多いほど鉛筆時間は長い」ことや「Givens(表出数)が多いほど鉛筆時間は短い」ことの傾向が読み取れます。

では 一体どのようにして、表現するのでしょうか? 

最後は総合格付け表です。






2015年8月1日土曜日

朝日新聞 8月1日 Be数独 ★3  BB

朝日新聞8月1日掲載Be数独の問題の追加情報を提供するブログです。

「難易度」については、★3と明記されていますが、この問題に対するさらなる情報である「見た目」や「解き味」 それに数独「総合格付け」などの情報については、どこにも全く触れられていません。

それは、一部のマニア(ナンちゃんと呼びます。なんちゃって!)や問題作成者以外には全く関心がないからです。

しかし、「目標時間」の情報は違います。一応、初心者でもこれが示されていると問題を解く時の励みとなります。

さらに、「あなたの鉛筆時間」からあなたの実力レベルや段位などが分かれば、問題を解く意欲がいっそう増す事でしょう。

「一問解くだけで?」といい加減な占いのように思われるかもわかりません。データは多いほど確率的に信頼度は上がることでしょう。

今回は、あなたの”現時点”での鉛筆時間を確かめるために、ちょっと違った、似た問題を提供します。

二、三問解いて見て、平均鉛筆時間でもって、推定すればさらに精度のよいあなたの実力が分かります。



今週の問題と解答、解き順です。


総合格づけは  BB でした。


私の鉛筆時間は、12.5 分 で、目標時間 18 分を少し上回りました。



そのため、私の実力難易度は、63.7 となります。





「実力検定ナンプレ250題」の段位評価では、この問題は、 3 級(CL8.4)相当の難易度の問題であるのに対して、私の 段位は 準2級(CL9.7)ということになりました。


さて、この問題と似た数独を提供します。

次に示す例は、数独マットと数独アヴァターと呼ばれるものです。

数独マットは次のようなものです。




 上のマットから 任意の3×3ブロックを切り出しても同じ種類の数独になります。

元の数独を回転移動しても同じ数独が得られます。



これらを 2、3 個を解いて平均鉛筆時間を求めるとさらに正確なあなたの実力が分かるでしょう。

数独マット数独アヴァターについて興味のある方は別のブログに詳説しています。