2015年5月9日土曜日
朝日新聞 5月9日 Be数独 ★3 BB
数独の「解き味」について新しい試みを加えて見ました。
今週の問題です。
★3の問題は過去2年間34例出題されており、今週出題のものと同じTechnical point (55)
の問題が6例含まれています。
皆さんもストッポッチで時間を計って見てください。
私もやって見ました。 732秒(12分12秒)かかりました。
コンピュータは、★3の場合「ブロッケン」だけで解けるので、同じ技を 55回使い、直線状に目標時間に達します。
目標時間の設定(今回828秒・約13分)は、次の近似式を使っています。
これは、世界標準ナンプレ300 Vol.1 (カサクラワンコインブック 税込500円)の300題のナンプレに掲載されている世界標準タイムを 7段階別に解析し求めたものです。
さて、前の図で、鉛筆なめなめでは、10手目あたりでもたつき(時間を要し)、あげく「いずれにしても理論」(赤色)の上位技(反則わざ?)を使って乗り越えています。
これは、同じ★3の同じ技術点の問題でも(使う技だけでなく)、次の一手の糸口となる手掛かりの数が違うのが一因のように考えられます。
数独解析ソフト「龍涎」には、 No of Entrance (Single candidate の数)を計算する機能があり、それをステップの各段階で使い、その個数を バブルの大きさで表してみました。
血管の流れ具合と同じように、細くなったところでは詰まり易くなります。行き詰まってしまうと上級技の助けがいることになります。
Step 16 で最も小さくなっていますが、鉛筆の場合は「いずれにしての理論」で乗り切ったのがよくわかります。
最後に、今週の解答と格付け結果を示します。
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