2014年4月27日日曜日

朝日新聞 4月26日 Be数独 ★3 BBB+

 このブログで使用している数独解析ソフトは、「龍涎」と名づけられています。2006年にVer.1が開発され、2006年11月23日開催の第15回和歌山ソフトウェア・コンテストでキャノンの企業賞を獲得しました。

 「どんな難問でもワン・クリックで、最終解を得るまでの順番と方法(技)をシミュレートするExcel Macro によるパソコン・ソフト」として、現在でも類を見ないものです。その後、数独全般にわたる分野にまで発展し、ソフト開発を続けてきました。

今回の朝日新聞4月26日出題の問題は★3の問題です。


全体のレベルの中でもやさしいことが分かります。


やさしい割には「見た目」はよいところにあります。


「解き味」は、コンピュータ評価の55ポイントより、難しい感じがしました。



問題と解答です。















2014年4月19日土曜日

朝日新聞 4月19日 Be数独 ★4 BB-

 朝日新聞4月19日掲載のBe数独問題の分析結果です。実際に解いてみると、あまりにも簡単に解けるので、コンピュターでの技検索の順序を変えてやってみる必要がありそうです。



この問題は、★4となっていますが、やさしい分野に入ります。

















 

2014年4月12日土曜日

朝日新聞 4月12日 Be数独 ★3 BBB-

 第3回電王戦が終わり、今回もコンピュータ将棋の圧勝に終わりました。そのアルゴリズムのメインは過去の譜面より最適手筋を探るというもので、「理詰め」の部分は最後の詰将棋のチェックのところだけのようです。数独ソフトに比べたらそのアルゴリズムは何と難しいことでしょう。もし将棋の有段者がかけた時間を、数独の訓練にかけたら、きっと問題を見ただけで瞬時に解が目に浮かぶことでしょうね。

朝日新聞4月12日(2014)Be数独の問題分析結果です。

「難易度」は、★3+ といったところで、初心者の上クラスの問題です。





「見た目」は、パターンは良くなく、数字配置にも創意工夫が見られません。それは、「解き味」を重視したためで、その分★3の中では、途中で戸惑うところがあるのが実際に解いてみて分かります。







最後に、解答と解き順です。















2014年4月5日土曜日

朝日新聞 4月5日 Be数独 ★5 A-

 朝日新聞 4月5日 Be 数独掲載の問題を解説します。

過去3年間に出題された★5の問題30題の中でも上位に属する問題です。

問題と解答です。




コンピュータと鉛筆で解いてみました。


解き順はそれぞれ次のようになりました。上の図が鉛筆、下の図がコンピュータの解き順です。着色は、前回に示したのと同じ使用した技に対応しています。




 コンピュータによる解き順の実際値を次に示します。



1   (1,2)= 5     B1   Block 1
2   (3,2)= 2     C1   Column 2
3   (2,9)= 2     B2   Block 3
4   (9,8)= 5     C1   Column 8
5   (9,2)= 4     R1   Row 9
6   (8,2)= 7     B2   Block 7
7   (9,5)= 7     B3   Block 8
8   (2,8)= 7     C1   Column 8
9   (6,9)= 1     Q  「Hidden Pair 予約」  Figure 1
10   (4,9)= 5     B1   Block 6
11   (8,9)= 9     C1   Column 9
12   (7,1)= 9     B2   Block 7
13   (2,3)= 9     B3   Block 1
14   (2,7)= 4     M1   Naked Single マスミ」 Figure 2
15   (3,4)= 4     B2   Block 2
16   (7,8)= 4     B2   Block 9
17   (5,8)= 3     C1   Column 8
18   (4,7)= 9     B2   Block 6
19   (6,7)= 7     B3   Block 6
20   (1,8)= 9     B3   Block 3
21   (5,6)= 9     B3   Block 5
22   (3,8)= 1     B4   Block 3
23   (4,4)= 7     B4   Block 5
24   (5,4)= 8     R1   Row 5
25   (5,5)= 1     B2   Block 5
26   (3,6)= 8     B2   Block 2
27   (1,7)= 8     B3   Block 3
28   (3,9)= 6     B4   Block 3
29   (9,9)= 8     B4   Block 9
30   (1,1)= 6     B5   Block 1
31   (2,1)= 1     B6   Block 1
32   (1,4)= 1     B7   Block 2
33   (8,3)= 1     B7   Block 7
34   (3,3)= 3     B7   Block 1
35   (7,6)= 1     B8   Block 8
36   (1,5)= 2     B8   Block 2
37   (8,1)= 8     B8   Block 7
38   (7,4)= 2     B9   Block 8
39   (7,2)= 3     B9   Block 7
40   (4,3)= 8     B9   Block 4
41   (6,3)= 2     B10   Block 4
42   (8,7)= 3     B10   Block 9
43   (9,3)= 6     B10   Block 7
44   (4,6)= 2     B11   Block 5
45   (9,6)= 3     B11   Block 8
46   (5,2)= 6     B11   Block 4
47   (8,5)= 6     B11   Block 8
48   (7,7)= 6     B11   Block 9
49   (2,5)= 3     B12   Block 2
50   (8,4)= 5     B12   Block 8
51   (6,6)= 6     B12   Block 5
52   (6,4)= 3     B13   Block 5   懸賞枠
53   (2,6)= 5     B13   Block 2   懸賞枠 
54   (6,5)= 5     B13   Block 5
55   (4,1)= 3     B14   Block 4
56   (4,5)= 4     B14   Block 5
57   (6,1)= 4     B15   Block 4


この手順で、Step9 と Step14の解き方を図示します。

Step 9



Step 14












 


2014年3月30日日曜日

朝日新聞 3月29日 Be数独 ★3 A+

朝日新聞3月29日別刷Be数独 ★3の問題です。






★3の問題は過去1年間で31題出題されており、Ryuzen ソフトによる解析結果の難易度点数(技術点とよんでいます)は、54点から59点です。

今回の点数は56pointでほぼ★3では平均的難易度の問題になっています。




全出題問題から見た難易度レベルも次の図のような位置にあります。



今回の出題の特徴は、そのずば抜けた「美しさ」にあります。これまでの全出題例の中でも一位になりました。



一見しただけでは、その「美しさ」は気付きにくいですが、「美しさ」79ポイントの内訳は、次の通りです。

   「芸術点」 37   パターン美  22
              対称美     15 
   「創造点」 42   表出数     4
              選択数字効果 5 
              数字配列の妙 3 
              中心軸     10
              欠落数字    10
              空間構成    10

総合ポイントは135point で、格付けは A+ となります。











2014年3月23日日曜日

朝日新聞 3月22日 Be数独 ★4 BB-

朝日新聞3月22日の別刷Be数独の問題と解答です。


コンピュータと鉛筆で解いて見ました。


それぞれの解き順の一例です。



セルにつけた色は使用する技を示しています。
         
                白色(White)・・・「ブロッケン」(Hidden Single) 
                青色(Blue)・・・・「レッツミ」(Hidden Single of Row)
                                           黄色(Yellow)・・「レッツミ」 (Hidden Sigle of Collumn)
                ピンク色(Pink)・・・「いずれにしても理論」(Locked Candidate)
               赤色(Red)・・・・・・「予約」(Hidden Pair)

この色ずけは、上のグラフのマーカーの色に対応しています。

例えば、鉛筆の場合には、第2手でもう「いずれにしても理論」を使っています。この問題では、「ブロッケン」でとれるのは、2つしかありません。

コンピュータの場合には、この二つを取り、さらに第二手(7,8)=7 を使って、第三手(8,4)=7 がきまりますが、もう「ブロッケン」でとれる所はなくなり、第4手は、「レッツミ」を使います。

Step 4 (4,6)=2


あとは、「ブロッケン」で全部決まります。

今回の問題は★4で少し時間がかかるでしょう。

★4の出題は、ここ2年間、2012年3月31日以来の全出題問題 116問の内 31例あります。

今年に入っては 3例目ですが、その中でもやさしい部類に入ります。





図を見ての通り、今回の問題は、コンピュータ・ソフトによる解析では、★4と★3が丁度4題ずつの同じ「技術点58」のところにあります。★4の問題は「Very Easy」と完全に一致しています。(緑と青の棒グラフ)つまり「ブロッケン」だけでは解けないで、「レッツミ」の技が必要とされるということです。コンピュータは、見落とすことなく、まず「ブロッケン」を取りつくします。鉛筆では、技の探す順序によって大幅に時間がかかってしまうことでしょう。

今回の例では、コンピュータでは、 第5手目で初めて「レッツミ」を使いますが、鉛筆では、第2手目に「いずれにしても理論」で、第5手目の (4,6)=2 を見つけています。これは、コンピュータの第2手目の 7 に行く前に見つかるもので、1から順に調べていくからです。

解き順は、初心者と上級者で違うでしょうし、正確にシミュレーションをするには、こんなやさしい問題でもまだまだ検討が必要です。


最後に「見た目」を含めた総合評価です。「芸術点」は27点と大変低い点数で、総合点85点は、BB-の格付けになりました。いま一度最初の原図を見ていただければその理由もわかると思います。このような図からは、対称性以外に作者の美意識を見出すことができません。










         
















2014年3月15日土曜日

朝日新聞 3月15日 Be数独 ★3 A-

 朝日新聞3月15日Be数独の問題は、「難易度」★3のやさしい問題ですが、「見た目」はうつくしいので、総合格付けは、「A-」と高い評価となりました。

まず問題と解答は次の通りです。


「難易度」は、これまでの出題の中では、次の図の位置にあります。




「解き味」は、直線的で迷う所はありません。



使用する技は、コンピュータ・ソフトの場合はすべて「ブロッケン」です。

順番はつぎのとおりです。




鉛筆の場合は、ブロッケン以外の技も、目につけば使ってしまいます。



「見た目」と「難易度」を含めた関係図です。