朝日新聞10月26日Be数独の問題分析結果をメモします。
データベース検索より、朝日新聞掲載Be数独掲載の96例(過去2年分)の内、★3の出題は45例あり、今回の難易度と同じものは15例ありました。
今年になってからも、★3の問題は21例ありますが、その内9例が同じ難易度で、今回の出題は中ほどのものです。★3の平均的というか、代表的な問題ということができます。
パット見だけでは、感動を呼ぶような見栄えのするパターンではなく、「見た目」の評価も、まあまあといった所です。私見ですが、こういうやさしい問題こそ、奥深い美意識がほしいものです。「見た目」の評価図は次のようなものです。(バブルの表示が★4のものになってしまいました)
鉛筆なめなめ(実際にはPC入力ですが)解いてみました。
そのときの解き順ですが、中級技も使ってしまいました。
色ずけは、これまでの表示と同じです。ピンク(11手目と17手目)は「予約」です。
PC では、すべて取りこぼしなく B 「ブロッケン」(白) で解いてしまいます。
Final answer は次のようになります。黄色は二重枠の位置を示したもので、C「レッツミ」の技ではありません。
2013年10月27日日曜日
2013年10月23日水曜日
朝日新聞 10月19日 Be数独 ★4 BBB-
朝日新聞10月19日Be数独の「龍涎(りゅうぜん)」ソフトによる分析結果です。
今回は、初級者上の★4の問題です。今年になって★4は11例出題されており、その中でも最もやさしい「難易度」のものです。
今回は、初級者上の★4の問題です。今年になって★4は11例出題されており、その中でも最もやさしい「難易度」のものです。
全体の問題レベルから見るとこんな感じになります。先週の★3の問題と大差がないものです。
私も解いて見ましたが、先週の問題より簡単でした。
「見た目」も先週の問題よりはるかに悪く、総合格付けは先週の A- から 今回は BBB-に格下げになりました。
最後に、Final Answer と 解き順を上げておきます。
2013年10月13日日曜日
朝日新聞 10月12日 Be数独 ★3 A-
朝日新聞10月12日に掲載されたBe数独を分析しました。
数独解析ソフト”Ryuzen”はデータベース検索機能付きの「難易度」、使用技、「次の一手」やパターン、数字選択による「見た目」、時刻歴表示による「解き味」などを分析する世界初のPC数独ソフトです。
今回は、今年20題出題されている★3(初級)の問題です。
その中でも、同じ難易度のものが5例ありました。
全体的に見ると難易度は、こんな位置にあります。
今回の問題と解答です。
Original Puzzle
Final answer
Order to solve by Computer Program
実際に「鉛筆」で解いてみました。
Consumed Time History to solve by Pencil and Computer
Solved Order and Strategy by pencil
Computer では、取りこぼしなくすべて B Hidden Single (ブロッケン)の技だけで解けますが、Pencil では、Locked Candidate (いずれにしても理論)や Hidden Pair(予約)を自然に使ってしまいます。 最初よりむしろ途中で数字が多くて迷ってしまい相対的に時間を喰ってしますところがありました。初心者ゆえの傾向でしょうが、上級者はどのような方法でこれを乗り切っているのでしょうか?それとも場数によるものでしょうか?
最後に「見た目」の格付けです。
Interactive Expression of Difficulty( Technical point) and Visual aspect
今回のパターンからは「ちょっと見」だけでは、何故「見た目」の点数が59pointと高いのか分かりずらいかと思います。
それは、中央セル(5,5)が、Empty Cell で、中央の行と列が、空白なので(Vaccum point 10)4つに分割された4×4のブロックが3つの対称性(XY CC CW, Symmetry point 15 )を持つからです。
まるで、風車のように回転し、「シライ」技のように盤面を飛び出すような躍動感を与えます。
さらに隠し味としての147の Sharp Edged Digit の数字の選択がGivensの41%を占める心理的効果( Aroma Impression 5 point ) が Creative point として評価されています。
結果として、総合格付けは、★3としては歴代2番目の点数で、A-にランクされています。
2013年10月5日土曜日
朝日新聞 10月5日 Be数独 ★5 BBB-
朝日新聞10月5日掲載のBe数独★5の問題を”Ryuzen”ソフトで解いた結果を紹介します。
今回の問題は、今年に入って出題された★5の問題12題の中でも3番目のやさしい方にランクされます。
”Ryuzen”ソフトによる解き順です。

この問題で基本技で取れるのは、真ん中の ( 5, 5) = 8 だけで、「次の一手」の第2手目は予約の技を使います。
Step 2 ( 7, 5) = 2 QbB Block 8 : Hidden Pair 16
Step 3 ( 7, 1) = 7 Hidden Single of 7th Row
今回の問題は、今年に入って出題された★5の問題12題の中でも3番目のやさしい方にランクされます。
これなら私にも解けるのではと思い挑戦しました。 その結果次のようになりました。
Final answer と 解き順です。
”Ryuzen”ソフトによる解き順です。

この問題で基本技で取れるのは、真ん中の ( 5, 5) = 8 だけで、「次の一手」の第2手目は予約の技を使います。
Step 2 ( 7, 5) = 2 QbB Block 8 : Hidden Pair 16
Step 3 ( 7, 1) = 7 Hidden Single of 7th Row
一方、Pencil の場合の解き順はこんな感じです。
第一手にComputer の第2手「予約」から、始まっています。これは、Pencil で使っている方法が、「Hidden Pair」法(Hidden pair をメモしていくやり方)だからです。一方”Ryuzen”では、基本技から見逃すことなく、取りつくします。
1から順に追っていくので、16 のHidden Pair の方が、 Hidden Single の 8 より先に網にかかりました。
2013年9月28日土曜日
朝日新聞 9月28日 Be数独 ★3 BBB-
朝日新聞9月28日掲載のBe数独は、難易度レベル★3の問題です。
実際にこの問題を鉛筆(自作パソコン・ソフトで記録しているので、マウス・クリックだけで鉛筆は一切使いませんが・・)を使って解いてみました。
「解き味」はこんな感じであまり良くはありませんでした。
この問題は今年出題された★3の43題のうちのほぼ中間のTechnical point 56のもので下の図に示すように 8題もあります。
最終結果と解き順です。
実際にこの問題を鉛筆(自作パソコン・ソフトで記録しているので、マウス・クリックだけで鉛筆は一切使いませんが・・)を使って解いてみました。
「解き味」はこんな感じであまり良くはありませんでした。
鉛筆の解き順は次の通りで、技も「ブロッケン」だけでなく気付いた技も使っています。
この問題は今年出題された★3の43題のうちのほぼ中間のTechnical point 56のもので下の図に示すように 8題もあります。
「見た目」も中級です。パターンは兎も角、数字の選択に全く配慮がされていないのが残念です。
この問題の全体の難易度は次の通りです。
2013年9月21日土曜日
朝日新聞 9月21日 Be数独 ★4 BB
朝日新聞9月21日 Be数独掲載の★4(中級)の「次の一手」(解き方は違っても必ず納得出来るやさしい技による方法)を紹介します。
今回の出題の問題のレベルは中級です。
過去★4の出題は25例あり、Technical point=59 の問題は、そのうち9例です。
先週の問題も Technical point =59 でしたが、レベルは★3でした。
その理由は、最初に取れるセル(場所)の数(Number of Entrance ) が少ないからです。(前回11に対して4だからです)
最終結果です。
数字が決まる順番です。
「G」は、 Givens (表出数)のあるセルで、数字は決まっていく順番に相当します。
セルの色は使用する技を示し、「白」は、B(ブロッケン)、「黄色」は C(レッツミの列)です。
この問題は、見つけ易さは別として、基本技のB とC だけで解けることを示しています。
No of Entrance が少ない分、2手目と7手目に手こずります。
第2手目 ( 9, 6) = 6 C: Hidden Single of Column ) 6列目下の白色のセル。
第7手目 ( 4, 9) = 1 C
「見た目」、「解き味」については、別のブログを参照ください。
今回の出題の問題のレベルは中級です。
過去★4の出題は25例あり、Technical point=59 の問題は、そのうち9例です。
先週の問題も Technical point =59 でしたが、レベルは★3でした。
その理由は、最初に取れるセル(場所)の数(Number of Entrance ) が少ないからです。(前回11に対して4だからです)
最終結果です。
数字が決まる順番です。
「G」は、 Givens (表出数)のあるセルで、数字は決まっていく順番に相当します。
セルの色は使用する技を示し、「白」は、B(ブロッケン)、「黄色」は C(レッツミの列)です。
この問題は、見つけ易さは別として、基本技のB とC だけで解けることを示しています。
No of Entrance が少ない分、2手目と7手目に手こずります。
第2手目 ( 9, 6) = 6 C: Hidden Single of Column ) 6列目下の白色のセル。
第7手目 ( 4, 9) = 1 C
「見た目」、「解き味」については、別のブログを参照ください。
2013年9月14日土曜日
朝日新聞 9月14日 Be数独 ★3 BBB+
朝日新聞 9月14日 Be数独に掲載の初心者向け問題(★3)を分析しました。
この問題を初心者と”Ryuzen”ソフトに解いてもらいました。
やさしい問題では、ほとんど差は現れません。空白セルの多い最初の段階では数字を探すのに人間の脳は少し手間取ります。
今回の問題のレベルは★3としては、難しい部類であることが次のデータから推測されます。
Pencil Work も同じ前回に掲げた★3の問題に比べて時間がかかるようです。
Final answer と Order は次の通りです。
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