2013年10月13日日曜日
朝日新聞 10月12日 Be数独 ★3 A-
朝日新聞10月12日に掲載されたBe数独を分析しました。
数独解析ソフト”Ryuzen”はデータベース検索機能付きの「難易度」、使用技、「次の一手」やパターン、数字選択による「見た目」、時刻歴表示による「解き味」などを分析する世界初のPC数独ソフトです。
今回は、今年20題出題されている★3(初級)の問題です。
その中でも、同じ難易度のものが5例ありました。
全体的に見ると難易度は、こんな位置にあります。
今回の問題と解答です。
Original Puzzle
Final answer
Order to solve by Computer Program
実際に「鉛筆」で解いてみました。
Consumed Time History to solve by Pencil and Computer
Solved Order and Strategy by pencil
Computer では、取りこぼしなくすべて B Hidden Single (ブロッケン)の技だけで解けますが、Pencil では、Locked Candidate (いずれにしても理論)や Hidden Pair(予約)を自然に使ってしまいます。 最初よりむしろ途中で数字が多くて迷ってしまい相対的に時間を喰ってしますところがありました。初心者ゆえの傾向でしょうが、上級者はどのような方法でこれを乗り切っているのでしょうか?それとも場数によるものでしょうか?
最後に「見た目」の格付けです。
Interactive Expression of Difficulty( Technical point) and Visual aspect
今回のパターンからは「ちょっと見」だけでは、何故「見た目」の点数が59pointと高いのか分かりずらいかと思います。
それは、中央セル(5,5)が、Empty Cell で、中央の行と列が、空白なので(Vaccum point 10)4つに分割された4×4のブロックが3つの対称性(XY CC CW, Symmetry point 15 )を持つからです。
まるで、風車のように回転し、「シライ」技のように盤面を飛び出すような躍動感を与えます。
さらに隠し味としての147の Sharp Edged Digit の数字の選択がGivensの41%を占める心理的効果( Aroma Impression 5 point ) が Creative point として評価されています。
結果として、総合格付けは、★3としては歴代2番目の点数で、A-にランクされています。
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