2014年2月10日月曜日

朝日新聞 1月25日 Be数独 ★4 BBB-

朝日新聞1月25日掲載のBe数独問題を解説します。



今回の出題は、Technical point 62 の★4の問題です。過去の出題例でその難易度を見ると次の図のようになります。


最終結果は次のようになります。



実際にPC(パソコン・ソフト:龍涎)と鉛筆(とは言ってもパソコン記録ソフト)を使って解いて見ました。


使用した技の比較を示します。

Ryuzenによる解


  ここに、Gは Givens (表出数)として与えられているセル(マス)。白色のセルは、基本技「ブロッケン」で決まるセル、青色は「レッツミー(行)」の技で決まるセルです。

この問題では、3手目でまず手間取り、さらに13手目、15手目で「ブロッケン」では取れないことが見てとれます。

では、鉛筆ではどうでしょうか?



ピンク色は、「いずれにしても理論」、赤は「予約」そして黒は「四角の対角線」です。いろんなやり方があると思いますが、私はいまのところ、TCT(Two Candidate Technics)を使っています。

























2014年2月9日日曜日

朝日新聞 1月18日 Be数独 ★3 BB+

朝日新聞土曜版1月18日 Be数独の問題とその解答を記録します。



今回の問題は、代表的な★3問題といえそうです。というのも、過去23問中10問が同じレヴルのものであるからです。



Looks もあまり良くなくパットしません。



実際に、解いてみました。




やさしい問題ほど、PCでは迷うことなく一直線に解いていくのに、鉛筆では、時間がかかる所がしばしば表れています。これは、ちょっとした、数字の選択の迷いの表れです。

解き方と違ってきます。

PCでは、

ですが、鉛筆では、



のようになります。

最終結果です。










































2014年1月14日火曜日

朝日新聞 1月11日 Be 数独 ★5 BBB


朝日新聞2014年最初のBe数独の問題は、★5のレベルです。



昨年(2013年)★5の問題は、一か月に一回の割合で、計13例の出題がありました。今年の一回目の難易度は、昨年と比較すると、3番目にやさしい問題といえます。



2013年全問題の中では、こんな位置にあります。


「見た目」もまあまあといった所です。





この問題の Final Answer です。



PC(パソコンソフト)とPencil (鉛筆なめなめ-実際には、記録ソフト)でやって見ました。



使用した技と解答枠の順番です。

PCの場合



Pencil の場合



この問題のポイントは、第4手目にあります。(第1手目でもいいのですが)

第6Blockのピンクで示した二つのセルは、緑色の8,9 の存在により、その数字で「予約」されます。しかして、第8列において、青色の4の存在により、白色のセルには、4がはいることになります。


あとは、芋ずる式に求まります。

第17手目には、ちょっとまごつく所もあります。
















2013年12月22日日曜日

朝日新聞 12月21日 Be数独 ★3 BB-

朝日新聞12月21日Be数独★3の分析結果です。

問題

最終結果
 


パソコンによる解き順




鉛筆なめなめの解き順




パソコンと鉛筆なめなめの途中時間経過




今回の出題の難易度レベル。この一年の★3の出題例 25例のなかで二番目にやさしい。


全体の中でのレベル表示。


「見た目」も芳しくないし、こんな問題はスキップしよう。






















2013年12月15日日曜日

朝日新聞 12月14日 Be数独 ★4 BBB+

朝日新聞12月14日Be数独の分析結果です。


今回の出題は今年の★4の問題14例の中でも最も難易度が高いとの解析結果でした。


★5といってもいいくらいです。


その訳はPCの設定する使用技の順番にあります。実際に鉛筆で解いて見ましたが、基本技以外の技を使った結果それほど難しいものでもなさそうでした。

PCとPencil の解き順と使用技を比較しました。

PCによる場合



Pencil の場合






最終結果です。





2013年12月8日日曜日

朝日新聞 12月7日 Be数独 ★3 A-

朝日新聞 12月7日 Be数独は、二週間ぶりの★3の問題です。


2013年ももうすぐ幕を閉じます。この一年間に★3の問題は25例出題されました。今回は、その24例目に相当します。そして★3の例では難しい部類にランクずけされています。



しかし実際に鉛筆で解いてみると、時間的には早く、やさしく解くことができました。


解き順を示すと次のように、いわゆる「いずれにしても理論」や「予約」それに「四角の対角線」まで自然に、目についたものから、手当たりしだいに書き込んでしまっているからでしょう。





PCでは、まず、「ブロッケン」だけで余すことなく取りつくします。★3の問題はだいたいそれで終わってしまうからですね。

この問題は「見た目」にも、上位にランクされる問題です。総合格付けでは、近来ない A- を達成しています。 





















2013年12月1日日曜日

朝日新聞 11月30日 Be数独 ★5 BBB+

朝日新聞11月30日Be数独の図解による解き方の解説をします。


この問題の最終結果です。



コンピュータ・ソフトによる解き順です。



セルの色付けは使用する技の種類を表します。
               White 白  Hidden Single of Block 「ブロッケン」  
               Green 緑  Naked Single        「マスミー」    
               Blue  青  Hidden Single  of Row  「レッツミー」
               Red  赤  Hidden Pair         「予約」 

一方、実際に鉛筆を使って解いてみました。


鉛筆による解き順です。



              Pink  ピンク   Locked Candidate  「いずれにしても理論」

コンピュータの場合は、基本技優先で、BRCM の順に取りつくした後、VWQGPと進みます。一方、鉛筆で解く場合には、Single B, Hidden Pair をチェックしていきます。

主なポイントを示しておきましょう。(コンピュータ)


Step 3    (2,2)=3 M

              
Step 4  (9,9)=5   Qbb

  
Step 5     (7,8)=9  Qbb  が入るのは、上図から明らかです。

Step 6 (2,7)=5    Qbc



あと中盤で見つけにくい所がありますが、勝負は前半の6手目あたりで決まります。