2014年5月17日土曜日

朝日新聞 5月17日 Be数独 ★4 BB

 朝日新聞5月17日掲載のBe数独の問題分析をします。

今回の出題は過去に出題された19例の★4の問題の中でも「難易度」はやさしい部類のものであることが下の図から伺えます。


「Ryuzen」ソフトの難易度評価のひとつ「技術点」は57点で先週の★3の出題と同じです。

しかしもう一つの難易度評価( Strategy Level )ではレベル2に相当する「Very Easy」で、上の図をみて分かるように ★4と完全に一致しています。

これは、Technical Point が表出数の差と相殺しているためです。このTechnical point では、この程度のやさしい問題では「難易度」の差は表しきれないのです。つまり Technical point を構成する点数が basic point だけの場合には、顕著な差が出て来ないということで、もっと難易度の高い★7の場合のように、deformed point が大きいウエイトを占める場合には差は顕著になります。

実際、鉛筆で解いてみると、先週の★3では 1208 sec でしたが、今週の★4では1466 sec かかりました。それも中盤でも「いずれにしても理論」を多用しています。



問題と最終結果です。



解き順の一例です。



この問題では、2手目と9手目に基本技「レッツミ(行)」を使います。

Step 2    ( 2, 3 )=7





Step 9    ( 5 , 3 )= 9





最後の「見た目」の評価ですが、芳しくなく前回の★3より低い 総合格付け 「BB」 となってしまいました。残念!!

 




0 件のコメント:

コメントを投稿