2013年9月28日土曜日

朝日新聞 9月28日 Be数独 ★3 BBB-

朝日新聞9月28日掲載のBe数独は、難易度レベル★3の問題です。



最終結果と解き順です。



実際にこの問題を鉛筆(自作パソコン・ソフトで記録しているので、マウス・クリックだけで鉛筆は一切使いませんが・・)を使って解いてみました。

「解き味」はこんな感じであまり良くはありませんでした。



鉛筆の解き順は次の通りで、技も「ブロッケン」だけでなく気付いた技も使っています。



この問題は今年出題された★3の43題のうちのほぼ中間のTechnical point 56のもので下の図に示すように 8題もあります。



「見た目」も中級です。パターンは兎も角、数字の選択に全く配慮がされていないのが残念です。



この問題の全体の難易度は次の通りです。


2013年9月21日土曜日

朝日新聞 9月21日 Be数独 ★4 BB

朝日新聞9月21日 Be数独掲載の★4(中級)の「次の一手」(解き方は違っても必ず納得出来るやさしい技による方法)を紹介します。


今回の出題の問題のレベルは中級です。

過去★4の出題は25例あり、Technical point=59 の問題は、そのうち9例です。


先週の問題も Technical point =59 でしたが、レベルは★3でした。


その理由は、最初に取れるセル(場所)の数(Number of Entrance ) が少ないからです。(前回11に対して4だからです)

最終結果です。

数字が決まる順番です。

「G」は、 Givens (表出数)のあるセルで、数字は決まっていく順番に相当します。

セルの色は使用する技を示し、「白」は、B(ブロッケン)、「黄色」は C(レッツミの列)です。

この問題は、見つけ易さは別として、基本技のB とC だけで解けることを示しています。

No of Entrance が少ない分、2手目と7手目に手こずります。

第2手目  ( 9, 6) = 6    C: Hidden Single of Column )   6列目下の白色のセル。


第7手目  ( 4, 9) = 1     C



「見た目」、「解き味」については、別のブログを参照ください。

2013年9月14日土曜日

朝日新聞 9月14日 Be数独 ★3 BBB+

朝日新聞 9月14日 Be数独に掲載の初心者向け問題(★3)を分析しました。

 
 
 この問題を初心者と”Ryuzen”ソフトに解いてもらいました。
 
 やさしい問題では、ほとんど差は現れません。空白セルの多い最初の段階では数字を探すのに人間の脳は少し手間取ります。
 
今回の問題のレベルは★3としては、難しい部類であることが次のデータから推測されます。
 
 
 
Pencil Work も同じ前回に掲げた★3の問題に比べて時間がかかるようです。
 
Final answer と Order は次の通りです。
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年9月8日日曜日

文藝春秋 10月号(2013) ★3 BBB+

文藝春秋10月号 P379 難解考えるパズルPART2数独の問題分析の結果です。


総合格付け   BBB+     Total point    110
                                                      Technical  point     56
                                                      Visual point   54   (Lack digit =8 )

いつもの通り、やさしい初心者向けの問題です。朝日新聞Be数独のレベルに換算すると、★3ということになります。


最終結果および解き順は次のようになります。





    
実際に初心者に解いてもらいました。

                                                     
 Pencil Work では、少し探すのに手間取っているところもありますが、大体は長考するところはなかったようです。

二つの黄色の場所は懸賞枠のセルです。

 Font7の小さな黄色の丸印は、 ( 2, 1) =9

  Font 10 の大きな黄色の丸印は、 ( 7, 9) =7 です。

二つの出現の順序が逆になっているのがわかります。第一手目の選び方が24通りもあり、解き順の道のりは1036万通りもあります。
  

2013年9月7日土曜日

朝日新聞 9月7日 Be数独 ★5 BBB

朝日新聞9月7日に掲載されたBe数独の解き方についてわかりやすい解説を行います。

今回は★5の Technical Point 70 の問題です。

 
 
最終結果は次のようになります。
 
 
解き順の例と使用する技です。
 
 
「解き味」はこんな感じになるでしょう。
 
この問題の特徴は最初の基本技で決まる手数が少ないことと4手目に、★5特有の傾向である「予約」技が求められることです。
 
上の図を参考にしながら主な「次の一手」を示します。使用する記号や色付けはこれまでの例を参考にしてください。
 
Step 3  (4,5)=7  R  基本技ですがちょっと見つけにくいのでは・・
 
 
 
Step 4   (2,9)=1    QbB
 
Step 5    (3,7)=4       QrC
 
Step 6   (7,9)=4    QrC
 
 
後はすべて基本技で決まりますが、途中一箇所 R「レッツミ」使うところがあります。
 
 
 

 

2013年9月5日木曜日